オーストラリアのワーホリビザを最大限活用するには?
はじめに
こんにちは!留学・ビザ・移住サポートを行っているQSeamです✈️🌏🇦🇺
ワーキングホリデービザは、最も人気のあるビザのひとつです。
英語に自信がなくても、仕事探しがしやすく、治安が良く、気候も穏やかなことから「初めての海外生活」に選ばれるケースがとても多いです。
この記事では、ビザエージェントの視点から、日本人が特に知っておくべきポイント を中心に、ワーキングホリデービザの基礎から次のビザに繋げる方法までわかりやすく解説します。
ワーキングホリデービザとは?
オーストラリアのワーキングホリデービザは、観光・就労・学習を自由に組み合わせて1年間滞在できるビザです。
通常の学生ビザや観光ビザと違い 「働ける」 のが最大の特徴です。
ワーホリの魅力
長期滞在しながら、お金を稼げる
オーストラリアは最低賃金が高いため、働きながら生活費をまかなえる人が多く、貯金をして帰国する人も珍しくありません。学校に最長4ヶ月通うことができる
最大3年間滞在できる
セカンド・サードを取得すれば最長3年滞在でき、海外経験をしっかり積むことができます。
申請条件
年齢条件
18〜30歳(31歳の誕生日の前日までに申請完了すればOK)
パスポート
日本国籍
有効なパスポート(残存期間に余裕があるもの)
→申請後にパスポート更新しても問題ありませんが、ビザの更新手続きが必要になるため、可能なら先に更新がおすすめです。オーストラリア国外から申請すること
※このビザではパートナーを付属して申請することができません。
ワーキングホリデービザ終了後のビザ選択肢とは?
オーストラリアでワーキングホリデーを経験して、より多くの職歴を積みたいや滞在を延長したいと考えられる方は多いです。ワーキングホリデー期間中の経験は次のビザに活かすことができる可能性が高いです。
ここでは、ワーキングホリデービザ終了後に選ばれることの多い代表的なビザを5つ紹介します。
QSeamは移民法を熟知した移民弁護士とビザコンサルタントが在籍しているため、オーストラリアのすべてのビザに対応しています。ビザは取りたいと思った時に取れるとは限りません。そのため、目的や将来の夢に合わせて先を見越してビザ戦略を立てることが非常に大切です。
OPTION 1 ワーキングホリデービザで最長3年間滞在!
ワーキングホリデービザは条件を満たせば最大3年間まで滞在を延長できます!特に働く面では大きなメリットがあります。ワーキングホリデービザなら就労制限がなくフルタイムで勤務が可能なので、就労制限のある学生ビザよりも圧倒的に働きやすいんです!また、雇用主側から見ても、長時間働ける人材の方が採用しやすいため、仕事も見つけやすいのもポイントですね。
ただワーキングホリデービザで滞在を延長したい場合は、指定された地域での一定期間の労働を行うことが条件です。
OPTION 2 スポンサービザを取る
スポンサービザは、オーストラリアでの就労を目的としたビザです。ワーキングホリデービザ終了後、スポンサービザを取得して滞在を延長するのは容易ではありません。なぜならば、スポンサービザを得るためにはスポンサーが必要だからです。このビザを取得するには、スポンサーとなる企業の負担の大きさや信頼関係を築けるかどうか、英語スコアや過去の職歴の証明などさまざまなハードルがあります。しかし、手に職のある人であれば、可能性は高いでしょう。またワーキングホリデービザを保有している間に職場で高い評価を受け、就労ビザへ繋がったケースもあります。そして、ワーキングホリデービザ終了後に学生ビザに切り替えて、スキルと資格を取得し就労ビザを取得することも可能です。
このビザの注意点としては、自分がオーストラリアでなりたい職業とオーストラリア政府が出している指定された職業リストが該当している必要があります。
詳しいスポンサービザに関する情報はこちらからチェック!

スポンサービザから永住権取得へのプロセスに関する詳しい情報はこちらからチェック!

OPTION 3 学生ビザに切り替えて就学
ワーキングホリデービザ終了後、学生ビザに切り替えて学校に通いながらオーストラリアに滞在し続ける方法があります。「学生ビザって勉強だけでしょ?働く時間が少ないんじゃ・・・?」と思うかもしれませんが、選ぶコース次第で仕事と両立しやすいのがポイント。特に専門学校のビジネス系コースなら、週1~2日の授業だけで大丈夫な場合もあり、残りの時間を働くことや自由な時間に充てられるんです!また学費に関して、留学生向けの学費は現地生と比較すると高額です。これまでに当社でサポートしてきた多くの方から、「この学費はすべて一括で支払わないといけないの?」というご質問をいただきます。答えは「NO!」です!基本的には分割払いでお支払いいただくことになります。学校によって異なりますが、大体学期ごと(3か月~半年)でのお支払いになります。
このビザの注意点としては、就労時間に制限があることです。学生ビザでは一部のコースを除き、週24時間までしか働くことが許されていません。もしこの就労時間を超えて働いた場合は、ビザが取り消され日本へ強制帰国になったり、オーストラリアで2度とビザを取得できなくなる可能性があります。そうなった場合、学校も強制退学になってしまいます。
OPTION 4 卒業ビザでさらに2年間のチャンス!
卒業ビザとはオーストラリアの学校を卒業した留学生が、オーストラリアでフルタイムでの就労や就学、滞在を許可されるビザです。このビザは取得した学位によって期間が決まっており、1.5~2年またはそれ以上オーストラリアに滞在し続けることができる権利がもらえます。通常、卒業ビザはオーストラリアの大学や専門学校を卒業後にオーストラリアでの就労経験を積むためのものです。この期間中に就労ビザの取得を目指してスポンサーとなってくれる企業を探したり、オーストラリアでの移住の可能性を模索する期間として認識されています。学生ビザとこのビザを組み合わせることで、3.5~4年、またはそれ以上オーストラリアに滞在し続けることができます。
このビザを取得するためには下記の条件を満たしている必要があります:
35歳以下である(36歳になる前日までこのビザを申請することができます)
オーストラリアに現在滞在しており、有効なビザを保有している(オーストラリア国内からしか申請できません)
コース期間が2年以上で、Diploma以上の学位が取得できるコースを修了している
IELTSのスコアが6.5ポイント以上ある
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OPTION 5 トレーニングビザ
トレーニングビザとは、職業訓練や専門的なスキル向上を目的とした一時滞在ビザです。このビザは、オーストラリア国内の企業や団体で実際に働きながらスキルを習得したい人や、将来の職業に役立つ実務経験を積みたい人のために設けられています。このビザでは最大2年間滞在することができます。このビザを取得するには、オーストラリア政府に認定された「スポンサー」が必要です。
詳しいトレーニングビザに関する情報はこちらからチェック!

選び方のヒント
目的 | おすすめのビザ |
|---|---|
とにかく滞在期間を延ばしたい | セカンド・サードワーキングホリデービザ、学生ビザ |
英語力やスキルを高めたい | 学生ビザ、卒業ビザ、スポンサービザ、トレーニングビザ |
オーストラリアで働きたい | セカンド・サードワーキングホリデービザ、学生ビザ、卒業ビザ、スポンサービザ、トレーニングビザ |
ワーキングホリデービザを最大限に活用するためには
次のステップをスムーズに進めるためには、ワーキングホリデー期間中の早い時期またはビザを取得する前から少しずつ準備を始めておくのが理想です。
Situation 1: オーストラリアで学校に通って資格を取得しワーキングホリデーを始める
ワーキングホリデービザでは最長4ヶ月学校に通うことが可能です。その期間中にオーストラリアの資格をとり、専門職に就職することで高時給の仕事に就職することが可能です。特に人気な職種はエイジドケアやチャイルドケア、ホスピタリティです。特にエイジドケアとチャイルドケアはオーストラリアで資格を取得しないと働くことができないため需要も高く時給も高い傾向にあります。
また、オーストラリアでは移民法律上ワーキングホリデービザ保有者は一箇所の職場で6ヶ月以上働くことができません。しかし、一部例外があり、医療、高齢者・障害者介護、保育、ホスピタリティ業界ではオーストラリア国内で許可を申請することなく、同じ雇用主のもとで 6 か月以上働くことができます。そのため、転職の心配がないというメリットもあります。
そして、もし将来的にビジネスビザや永住権の取得も視野に入れた場合は、先に資格を取得することで職歴を早いうちから積むことができワーキングホリデービザからストレートで次のビザに移行できる可能性を高めることができます。
もしワーキングホリデービザですでに学校に通った経験がある場合は、一度学生ビザに切り替えて学校に通うという手段もあります。詳しくはお問い合わせください。
Situation 2: ワーキングホリデービザからビジネスビザへ!
オーストラリアでワーキングホリデービザから永住につなげる最も一般的な方法のひとつが「スポンサー付き就労ビザ(482)」を取得するルートです。これはワーキングホリデー期間中に働いている会社から「この人に長く働いてほしい」と認めてもらうことで始まります。企業がスポンサーになる意思を示すと、その会社が必要とする職種に対してあなたが適したスキル・経験・英語力を持っているかが審査され、条件を満たせばワーキングホリデービザ終了後もその会社で合法的に働ける就労ビザへ移行できます。
さらに、その企業で一定期間(通常2〜3年)働き実績を積むことで、企業が永住ビザ(186)の推薦を行えるようになり、スポンサー企業からの推薦=長期雇用の意思が国に対して証明されるため、そのまま永住権への申請が可能になります。つまりこのルートは、ワーキングホリデービザで企業と実績と信頼関係を作り、スポンサーによる就労ビザへ移行し、その継続雇用実績を基に永住権へステップアップしていく仕組みです。
まとめ:戦略的に動けば、オーストラリア滞在はもっと広がる
ワーキングホリデービザは人生で一度しか取得できません。
この期間をどう過ごすかは人によってさまざまです。
QSeamではビザと留学のプロとして、一人ひとりに合った留学やビザ取得戦略をご提案しています。特に永住権の取得まで考えているまたは興味がある場合は、QSeamでは永住権取得まで完全サポートできます。
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QSeamを選ぶメリット
ビザの申請プロセスは複雑です。当社の経験豊富な移民弁護士はこれらのビザに関連する判例、政策、法律を熟知しています。ビザ取得まであなたをサポートします。
・経験豊富なプロフェッショナルチームが在籍
熱意を持った留学とビザの専門家が一人一人に最適な申請プロセスをご提案します。
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QSeamとは
QSeamは留学とビザを専門としているエージェンシーです。QSeamの強みは政府公認の移民弁護士が在籍しているため、学校に通う留学だけでなく、ビザの申請・延長・永住権の取得まであなたのオーストラリアでのキャリアジャーニーを最後まで全力でサポートします!
よくある質問
Q:現在オーストラリアに滞在しています。今保有しているビザの有効期限が切れるどのくらい前から準備をしたらいいですか?
A:ビザのタイプによってはビザ申請時に英語力の証明が求められるものがございます。遅くても3ヶ月前にはビザ申請の書類を準備し始めることをお勧めしております。
Q:オフィスに行かずに、オンラインで手続きは可能でしょうか?
A:QSeamでは、すべての手続きがオンラインで完結できます。現地スタッフが、留学相談から複雑なビザ申請まで、EメールやLINE、お電話、オンラインミーティングを通じて対応しています。必要な情報についてはこちらから質問させていただきますので、それにお答えいただくだけで大丈夫です。安心してお任せください。
Q:他のエージェントとの違いはなんですか?
A:QSeamの強みは移民弁護士が在籍していることです。ですので、留学のサポート以外にもビザの申請や永住権取得のサポートも弊社で全て行うことができます。QSeamはあなたのオーストラリアでの夢実現にむけて最後まで一緒です。







