オーストラリアでチャイルドケアで永住権を目指す方法とは?
はじめに
こんにちは!留学・ビザ・移住サポートを行っているQSeamです✈️🌏🇦🇺
オーストラリアではここ数年、チャイルドケア職は永住権(PR)につながる仕事の一つとして注目されています。
他の職種と比べても、英語力や学歴のハードルが比較的低いため経験ゼロから永住権の取得を目指すには現実的なキャリアルートです。
「子どもが好き」「人の成長を支えたい」「安定した職に就きたい」
― そんな想いを持つ人には、チャイルドケアはまさにピッタリの選択です。
当社では永住権の取得を視野に「オーストラリアでチャイルドケアの道に進みたい」というご相談を常にいただいています。
当社では留学とビザの両方の専門家が在籍しているため、資格取得から就労ビザや永住権の取得まで最後までトータルサポートしています。まずはお気軽にQSeamの公式LINEからご相談ください☺️
今回は資格・経験ゼロからどのようにチャイルドケア職で永住権の取得を目指すのかについて詳しく解説していきます。
チャイルドケアってどんな仕事?
「チャイルドケア(Childcare)」は、単に“子どもを預かる仕事”ではなく、子どもの心と体の成長を支える専門職です。0歳〜5歳(就学前)までの子どもたちを対象に保育・教育を行います。日本でいう「保育士」や「幼稚園教諭」に近い職業ですが、教育よりも「遊びを通して子どもを育てるプロ」として子どもの生活・遊び・発達支援を中心とした仕事が多いです。ただ子どもを見守るだけでなく、子どもの安全を守る、健康的な生活習慣を身につけさせる、年齢に合わせた遊び・学びをサポートする、一人ひとりの発達を観察・記録するなどの役割を担います。

オーストラリアでチャイルドケア(保育士)として働くには?
オーストラリアで保育士として働くためには、資格が必須です。
日本では保育士試験に合格することで資格を得られますが、オーストラリアでは指定のコースを修了することで資格を取得し、働くことができます。
オーストラリアのチャイルドケア資格には、主に3つのレベルがあります。
どの資格を取得するかによって、できる仕事内容やキャリアの幅が変わるので、自分に合ったものを選びましょう。
① Certificate III in Early Childhood Education and Care
どんな資格?
チャイルドケアの基礎レベルの資格で、保育園(チャイルドケアセンター)や幼稚園で働くことができます。
向いている人
まずは現場で経験を積みたい人
なるべく短期間で資格を取得したい人
働きながらステップアップしていきたい人
取得期間の目安
約6か月〜1年(フルタイムの場合)
仕事の例
先輩保育士の補助
子どもたちの遊びや食事のサポート
クラスの準備や片付け
② Diploma of Early Childhood Education and Care
どんな資格?
サティフィケートIIIよりも専門性が高く、責任のある仕事ができる資格です。保育園でクラスを担当したり、リーダー的な役割を持つことができます。
向いている人
保育士としてしっかりキャリアを築きたい人
将来的にビザのスポンサーを受けたい人
より高度な知識を学びたい人
取得期間の目安
約1.5〜2年(フルタイムの場合)
仕事の例
クラスのリーダーとしてカリキュラムを考える
子どもたちの成長や発達を記録し、保護者に報告
チームメンバーを指導する
③ Bachelor of Early Childhood Education(大学)
どんな資格?
幼児教育の学士号(大学レベルの資格)で、より高度な教育やマネジメント業務を担当できます。
向いている人
幼児教育を深く学びたい人
キャリアアップを目指している人
取得期間の目安
約3〜4年(フルタイムの場合)
仕事の例
幼稚園の先生
チャイルドケアセンターのマネージャー
保育士の育成・研修
どうしてチャイルドケアで永住権が目指しやすいのか?
オーストラリアでチャイルドケア職が永住権を取りやすい理由には、しっかりとした社会的背景があります。
オーストラリア全体で保育士不足が深刻
オーストラリア政府の統計によると、保育士・チャイルドケアワーカーの人手不足は全国的な課題になっています。
その背景には:
共働き家庭の増加
政府による「就学前教育」の拡充
といった社会変化があります。
政府は保育の質を上げるために、各センターに一定数の有資格スタッフを配置することを義務づけています。
しかし、現地オーストラリア人の間ではこの仕事を選ぶ人が少なく、慢性的な人手不足。結果として、永住権取得に関して門戸が広く開かれているのです。
チャイルドケア職が「技術職リスト(Skilled Occupation List)」に入っている
オーストラリアで永住権を目指す際の大きな基準が、職業が政府の「技術職リスト(Skilled Occupation List)」に含まれているかです。
チャイルドケアはこのリストに含まれているため永住権の取得を目指すことができます。オーストラリアで大学や大学院に進学する必要がない
オーストラリアでチャイルドケアで働く場合、オーストラリアの資格を取得する必要があります。その際に必要な学位レベルの最低基準はないですが、CertificateIIIが一般的に該当学位とされています。しかし、もしよりビザ取得に向けて可能性を広げたい場合や職の幅を広げたい場合はDiplomaまたはBachelor(大学以上)の学位を取得することもおすすめです。
チャイルドケアで取得できるビザの種類
以下は、代表的な就労ビザです(2025年現在の情報に基づく):
■ スポンサー付き就労ビザ(サブクラス482)
雇用主スポンサーが必要
最長4年間の就労が可能
一定のスキルと英語力が求められる
一定期間が経過した後、永住ビザに繋がる可能性あり
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■ 卒業ビザ(サブクラス485)
オーストラリアの特定レベル以上の学校に2年以上通う必要がある
最長2-3年間の就労が可能
一定の英語力が求められる
スポンサーが必要無い
■ スポンサー付き永住権(サブクラス186)
永住ビザ
雇用主スポンサーが必要
一定のスキルと職歴、英語力が求められる
■ ポイント制永住権(サブクラス189 / 190)
ポイント制(年齢、学歴、職歴、英語力など)
スポンサーを見つける必要が無い
一定のスキルと英語力、学歴が求められる
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■ DAMAビザ(サブクラス482 -> 186)
雇用主スポンサーが必要
特定の地域に住むこと
一定のスキルと英語力、学歴が求められる
一定期間が経過した後、永住ビザに繋がる
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■トレーニングビザ(サブクラス407)
雇用主スポンサーが必要
最長2年間の就労が可能
一定の英語力が求められる
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チャイルドケアで永住権を目指せる主なルート
オーストラリアで永住権(Permanent Residency, PR)を目指すには、いくつかの方法があります。
チャイルドケア職に関連する代表的なルートを見ていきましょう。
技術移民(Skilled Migration)ルート
チャイルドケアの上位職種であるChild Care Centre Managerや、
Early Childhood (Pre-primary School) Teacherでは、スポンサーとなる雇用主を見つけなくても自力で永住権の取得を目指すことができます。
条件を満たすと以下のような永住権が申請可能です:
Subclass 189(独立技術移民):完全に個人で取れる永住権
Subclass 190(州ノミネートビザ):特定州から推薦を受けて申請
Subclass 491(地方スポンサー付き一時ビザ):地方で働き一定期間後にPRへ切り替え可
各州によって求められる条件が異なりますが、チャイルドケア職は比較的申請しやすい分野といえます。
雇用主スポンサー(Employer Sponsored)ルート
現地のチャイルドケアセンターに就職し、雇用主からスポンサーを受ける形でビザを申請する方法です。
代表的なビザは以下の通り:
Subclass 482(TSSビザ):最大4年間の就労ビザ
Subclass 186(ENSビザ):一定期間勤務後にPRへ切り替え可能
特に、地方エリア(Regional area)のセンターは人手不足が深刻なため、海外人材をスポンサーする意欲が高い傾向があります。
まとめ
いかがだったでしょうか?
チャイルドケア職で永住権取得への道のりは決して簡単ではありません。
資格の取得、英語力の強化、ビザの準備――どれも時間と努力が必要です。
しかし、永住権取得という大きな目標も、正しい情報と確かなステップがあれば、決して夢ではありません。少しでも興味がある方は、ぜひこの機会に一歩を踏み出してみてください。あなたのオーストラリアでの未来を、私たちが全力でサポートいたします。
「自分にとってどの選択肢が現実的か分からない」「何から始めれば良いか迷っている」「自分にビザが取れるのかわからない」——そんな方は、どうぞお気軽にQSeamの公式LINEをご活用ください。
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QSeamは留学とビザを専門としているエージェンシーです。QSeamの強みは政府公認の移民弁護士が在籍しているため、学校に通う留学だけでなく、ビザの申請・延長・永住権の取得まであなたのオーストラリアでのキャリアジャーニーを最後まで全力でサポートします!
よくある質問
Q:現在オーストラリアに滞在しています。今保有しているビザの有効期限が切れるどのくらい前から準備をしたらいいですか?
A:ビザのタイプによってはビザ申請時に英語力の証明が求められるものがございます。遅くても3ヶ月前にはビザ申請の書類を準備し始めることをお勧めしております。
Q:オフィスに行かずに、オンラインで手続きは可能でしょうか?
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A:QSeamの強みは移民弁護士が在籍していることです。ですので、留学のサポート以外にもビザの申請や永住権取得のサポートも弊社で全て行うことができます。QSeamはあなたのオーストラリアでの夢実現にむけて最後まで一緒です。






