【2025年7月最新版】オーストラリアのビザの制度と移民法が大幅改正!変更点と注意点をわかりやすく解説
はじめに
2025年7月1日より、オーストラリア政府はビザ制度と移民政策に大きな変更を加えると発表しました。今回の改正は、日本人に人気な学生ビザやワーキングホリデービザの申請費用の値上げから技能移民の受け入れ体制強化や地方移住の促進、家族ビザの改善など多岐にわたり、これからオーストラリアに渡航・長期滞在・移住を考えている方には非常に重要な内容となっています。これらの変更点を前もって把握することで、今後のオーストラリアでのキャリアジャーニーを立てる際に役立ちます。
QSeamでは、これらの重要な動向について皆様に最新情報をお届けすることに尽力しております。この記事では、主要な変更点とその背景、そしてこれからどう準備していくべきかをわかりやすく解説します。
🔍変更点のハイライト
学生ビザ(サブクラス500)の申請費用は$1,600→$2,000へ25%の値上げ
ワーキングホリデービザ(サブクラス417)の申請費用は$650→$670へ3%の値上げ
卒業ビザ(サブクラス485)の申請費用は$2,235→$2,300へ3%の値上げ
深刻なスキル不足を解消することを目的に新しい技能移民ビザのカテゴリー「Skills in Demand visa(サブクラス 482)」の導入
技能労働者ビザの収入基準額が4.6%へ引き上げ
地方スポンサービザ(サブクラス 494)と地方スポンサー付き永住権(RSMS)(サブクラス 187)の収入基準額が$73,150→$76,515へ引き上げ
スポンサービザ(サブクラス482)やスポンサー付き永住権(ENS)(サブクラス186)、コア技術ストリーム(Core Skills Stream)(サブクラス 482)の収入基準額が$73,150→$76,515へ引き上げ
Skills in Demand visa(サブクラス 482)と専門技能ストリーム(Specialist Skills Stream)の収入基準額が$ 135,000→$141,210へ引き上げ
学生ビザ保有者は週20時間→24時間へ、大学院生(リサーチ)以上は週20時間→無制限へ学生ビザでの就労時間の上限が延長
スキル永住ビザのポイント制では、関連する職務経験が5年以上ある申請者に20ポイントを付与
ビザ申請の待ち時間縮小を目的としたパートナービザのビザ申請の簡素化
現行制度の遅延に対処することを目的とした新しい家族ビザの導入
※これらの変更は2025年7月1日より施行されます。
🎓 学生ビザ制度の大幅見直し:これからどうなる?
学生ビザに関する内容や条件が大きく変更されましたが、それに加えてビザの申請自体も厳格化され、「本当に学びに来ているのか」がこれまで以上に問われるようになっています。こうした背景には、近年の留学生急増や学生ビザを利用した事実上の労働目的の滞在の増加、そして国内の労働市場への影響などが挙げられます。そしてオーストラリア政府は「質の高い留学生」を受け入れる方向へと制度を見直しています。
では、これからどうすればいいのでしょうか?
英語対策は「早め・しっかりと」
英語の基準が高まっています。これからTAFEや大学に進学を考えている人は、いままで以上に英語力が重要になります。また、学生ビザを申請する際に英語力証明の提出を求められるケースがあります。IELTSやPTEなど、公式なスコアを取る準備は早めに始めましょう。
資金計画を見直す
必要な証明額が増えたことで、「予算に余裕がないとビザが通らない」ケースも。費用の見積もりを再チェックして、留学エージェントなどにも相談を。
コース選びは「戦略的に」
卒業後もオーストラリアに残りたい場合は、次のビザの選択肢も視野に入れながらコース・学校選択をするのがカギとなります。またどの分野の学位が将来性があるのかを事前に調べておくのも重要です。QSeamは留学コンサルタントだけでなく、ビザのコンサルタントも在籍しているため、学校に通う留学だけでなく、その後のビザのサポートも行うことができます。「将来永住権を申請したい!」「日本に帰ることも視野に入れて、オーストラリアでキャリアを築いてみたい!」などどんなキャリアプランにも対応します!
学生ビザの制度が厳しくなったことで「もうオーストラリアは厳しいかも・・・」と思う方もいるかもしれません。でも逆に言えば、しっかり準備をして、本当に学びたい人にとっては、より正当にチャンスが回ってくる時代でもあります。オーストラリアで学びたい、働きたいという夢を持っているなら、今こそ一歩先を読んで、行動していきましょう。
💡これからどう準備すべき?~実践的なアクションガイド~
法改正後の制度変更に柔軟に対応するためには、事前準備がとても重要です。
ビザごとの申請条件や制限などをしっかり確認し、条件にあわせたプランを立てましょう
オーストラリア移民局の公式サイトや信頼できるビザや移民のコンサルタントの情報は定期的にチェックしましょう
条件や状況が複雑な場合や、自分で申請するのが不安な場合は有資格の専門家に相談すると安心
📓まとめ
今回の改正は、オーストラリアの移民政策における大きな転換点です。全体としては、質の高い人材の受け入れを強化し、同時に現行制度の見直しと透明性を高めるという方向性が見て取れます。特にスキル移民を目指す方や留学を計画している方にとっては早めの情報収取と準備がカギになります。
QSeamでは学校申請からビザ・永住権取得まで、オーストラリア政府から認められた留学とビザの専門家があなたのオーストラリアでのキャリアジャーニーをすべてサポートいたします。公式ラインから無料相談を随時受け付けておりますので、お気軽にご相談ください。
今後も最新情報を随時更新していきますので、ぜひチェックしてください!

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オーストラリア移民局公式サイト(英語)
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